好評の英単語連想式記憶術第3改訂版リリースに際して
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補完的に、同義語反意語の微妙なニュアンアスの違いを追及する
メルマガを発行することにしました。
題して週刊語彙{「同義語って微妙に大違い!」お役に立てれば幸いです。
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今週は「あざける」です。
「そしり笑うこと。見下げて悪口を言う事。嘲笑すること。」
それぞれに微妙なニュアンアスがありますね。
一番一般的な単純な語は:make fun of ~、や laugh at~ ですがもう少し
機微が伝わる語があります。
* ridicule: 「ラテン語、笑う」が由来。
人を馬鹿にしてあざ笑ったり、意識的に悪意を込め
馬鹿にすること。「あざ笑う、冷やかす」が近い。
{a}は ridiculous:馬鹿げた。
* deride:「ラテン語、大笑いする」由来。発音は[diraid]
/[n]derision/[a]derisive[diraisv]
derisive gesture:小ばかにした身振り。
/[a]derisory[dirais∂ri]嘲笑的な。
a derisory salary:雀の涙ほどの給与。となります。
* sneer:軽蔑的に言ったり、嘲ること。
「せせら笑う」がぴったりでは?
She sneered him down.彼をせせら笑った。
[sn~]は呼吸や鼻に関連の語で、sneezeは「くしゃみ」
sneakは「こそこそ息を潜めて動く」「うろつく」の意。
sneakerは「息を潜めてゴム靴でこそこそ歩く人」が由来。
* scoff:「古英語、つまらぬこと、嘲笑の的」が由来。
The scoff of the world.「世間のもの笑い」などと云います。
この語は、もう一つ、「貪り食う、がつがつ食らう」と云う
意味もあります。
* jeer: 考えの違う相手を馬鹿にして、からかい、嘲ること。
* mock: vt.vi.n 「仏語、鼻をかむ」が由来。
「さまざまな邪魔をして、失敗させ、嘲ることや、希望を
くじけさせること」
模擬試験のことを:a mock examination と云います。
真面目くさったふりで:with mock seriousness.
mockey: は「紛い物、模造品、無駄骨」などの意
mockery:嘲る行為。「骨折り損」と云う意も。
make a mockery of him. 「彼をあざ笑う」です。
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今回は ここまでです。では又来週*****(^_-)-☆
このメルマガは下記の「英単語連想式記憶術」の補完として発行しています。
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